退院時の処方漏れによる内服の中断で注意喚起~医療安全情報~

日本医療機能評価機構は、退院後に内服すべき薬剤が退院処方から漏れたため内服が中断した事例について、医療安全情報として注意喚起しました。
2020年1月1日~2025年5月31日に6件の事例が報告されています。

事例が発生した医療機関の取り組みとして、
・医師は、病歴や治療経過から必要な薬剤が処方されていることを確認する。
・薬剤師・看護師は、退院後に内服すべき薬剤が退院処方から漏れていないか確認する。
と紹介されています。

また、以下の薬剤が退院処方から漏れやすいと注意喚起しています。
・定期処方とは別に処方していた薬剤
・併診の診療科が処方していた薬剤
・注射薬から内服薬に変更した薬剤
・一時休薬していた薬剤

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_224.pdf
(公益社団法人日本医療機能評価機構 医療安全情報NO.224より)

ページの先頭へ