日本医療機能評価機構は、金属針を使用中に、コーティングがされているガイドワイヤーを引いたり、金属針を進めたりしたことにより、ガイドワイヤーが破損し体内に残存した事例について、医療安全情報として注意喚起しました。
2019年1月1日~2024年10月31日に15件の事例が報告されています。
事例が発生した医療機関の取り組みとして、
・コーティングがされているガイドワイヤーには、金属針との併用が禁忌の製品があり、金属針を使用中にガイドワイヤーを引いたり、金属針を進めたりするとガイドワイヤーが破損する可能性があることを周知する。
・単品のガイドワイヤーを使用する場合は、金属針との併用禁忌や、併用する際の注意事項がないか添付文書で確認する。
と紹介されています。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_217.pdf
(公益社団法人日本医療機能評価機構 医療安全情報NO.217より)