京都府内の病院の皆さまへ「さまざまな課題・実態アンケート」調査へのご協力、誠にありがとうございました(12月2日)

 京都府内病院のみなさま 京都府内病院対象「さまざまな課題・実態アンケート」調査にご協力いただき誠にありがとうございました。

 今回の調査では、▽処遇改善のみならず経営状況の改善のためにも、入院料、初・再診料等の基本診療料の引き上げ実施が可能な限り速やかに必要であること▽長年据え置かれている入院時食事療養費・生活療養費についても同様、速やかな引き上げ実施が必要であること▽看護職員、看護補助者の人材確保は、コロナ禍を経て更に困難な状況となっていること▽「医師の働き方改革」への対応による地域医療体制の縮小・制限が危惧されること▽看護職員、看護補助者と共に、医師の人材確保についても養成増など抜本的対策が必要なこと▽高齢者の尿路感染症や誤嚥性肺炎、脱水に係る救急医療を地域包括ケア病棟で対応することについては、現場での実際の対応には無理があること▽「重症度、医療・看護必要度」の「B項目」(ADLの状況)は、ケアの内容に影響するため外すべきではないこと―が見えてきました。

 京都府保険医協会では12月2日、当該「さまざまな課題・実態アンケート」調査の結果を基に、「病院が抱えるさまざまな課題に係る緊急要請」をとりまとめ、岸田文雄首相、武見敬三厚生労働相らに提出しました。

 調査結果のまとめと要請書を当協会ホームページに掲載しておりますので、ぜひご一読下さい。

 どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

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