ゾコーバ錠、ラゲブリオ®カプセルは、処方前にご注意ください(厚労省より)

日本感染症学会や日本医師会などの関連学会・団体が、妊婦禁忌の新型コロナウイルス感染症治療薬の処方並びに調剤に関する合同声明を公表し、厚労省は2023年11月14日付の事務連絡でこれを周知しました。
厚労省はこれまでにも、妊婦に対して禁忌薬であるゾコーバ錠125mg及びラゲブリオ®カプセル200mgについて、製造販売業者が周知しているチェックリスト及び患者・家族向けの資材を活用するよう事務連絡で周知してきましたが、妊婦に処方した事例が多数報告されています。

また事務連絡では、資材が活用され、かつ患者から服薬の同意が得られている事例においても、処方時点では患者が妊娠の可能性に気付いておらず、服薬後に妊娠が判明する事例が複数報告されていることから、妊娠している可能性(前回月経後に性交渉を行った場合は妊娠している可能性があること等)について、入念に説明、確認を行うこととしています。

詳細は以下のURLよりご確認ください。
事務連絡「妊婦禁忌の新型コロナウイルス感染症治療薬の処方並びに調剤に関する合同声明文等の公表について(周知依頼)」2023年11月14日付(厚労省HPより)
https://www.mhlw.go.jp/content/001166958.pdf

 

各資材は、以下からダウンロード可能です。
ゾコーバ錠125mg(塩野義製薬会社ホームページより)
【医療関係者向け】「妊娠している女性、妊娠している可能性のある女性、又は妊娠する可能性のある女性」に関するお願い
【患者向け】ゾコーバを処方された女性の患者さんとご家族のみなさまへ

ラゲブリオ®カプセル200mg(MSD株式会社ホームページより)
(RMP資材)ラゲブリオ®カプセル200mg「妊娠している女性、妊娠している可能性のある女性、又は妊娠する可能性のある女性」に関するお願い
(RMP資材)ラゲブリオ®カプセル200mgを処方された妊娠する可能性のある女性とご家族のみなさまへ

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