協会は、新型コロナウイルス感染症について、都道府県人口に対する感染者数や死亡者数などを試算しました。【表①】の中央から左側にある人口・感染者数・死者数・医師数・保健師数・即応病床数・重症病床数・診療検査医療機関数・ワクチン3回目接種数はすべて数です。
中央から右側になる、罹患率・死亡率・致命率・高齢化率・医師率・保健師率・即応病床率・重症病床率・診療検査医療機関数率・ワクチン3回目接種率はすべては百分率(%)です。
致命率のみ、対感染者数比(死亡者数/感染者数)。致命率以外は、対人口比で算出しています。また、診療検査医療機関数は発熱外来検査センター数を含んでいます。
【表②】は感染率や死亡率などの各項目を、率の高い順に並べました。例えば、京都府は罹患率が5位、死亡率は6位、ワクチン3回目接種率は45位となっています。
新型コロナの対策等を考えるうえでの参考資料になれば幸いです。
【表①】新型コロナ 都道府県別罹患率・死亡率・致命率など(2022年8月5日現在)
【表②】新型コロナ 都道府県別各項目ごと高率順位(2022年8月5日現在)
【出典】
都道府県別人口は総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(21年3月1日現在)。罹患数・死亡数は22年8月5日付毎日新聞。高齢化率は「令和元年版高齢社会白書」。医師数、就業保健師数は「国民衛生の動向2021/2022」。即応病床数、重症病床数は7月6日時点厚生労働省ホームページ掲載「新型コロナウイルス感染症患者の療養状況等及び入院患者受入病床数等に関する調査結果」。診療検査医療機関数と発熱外来検査センター数は厚生労働省ホームページ掲載「診療・検査医療機関及び地域外来・検査センター都道府県別設置数」。ワクチン3回目接種数は首相官邸ホームページ「新型コロナワクチンについて」の都道府県別等の実績。