下肢閉塞性動脈硬化症の患者の弾性ストッキングの着用で注意喚起~医療安全情報~

日本医療機能評価機構は、下肢閉塞性動脈硬化症の患者の弾性ストッキングの着用に関して医療安全情報として注意喚起しました。
2018年1月1日から2022年5月31日までに7件報告され、そのうち6件は、着用後に下肢に虚血症状を生じています。

事例が発生した医療機関の取り組みとして、以下のように紹介されています。
・医師・看護師は、患者に弾性ストッキングを着用させる前にASOの既往がないか確認する。
・医師・看護師は、弾性ストッキングの添付文書の【警告】【禁忌・禁止】を確認し、着用の可
 否を検討する。

また、取り組みのポイントとして、
・弾性ストッキングの適応基準や注意点を明確にして周知する。
としています。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_188.pdf
(公益社団法人日本医療機能評価機構 医療安全情報NO.188より)

ページの先頭へ