抗がん剤投与前の血液検査値の未確認で注意喚起~医療安全情報~

日本医療機能評価機構は、抗がん剤投与前の血液検査値の未確認について医療安全情報として注意喚起しました。
2018年1月1日から2022年3月31日までに、血液検査値を確認せず、中止すべき抗がん剤を投与した事例が、6件報告されています。

事例が発生した医療機関の取り組みとして、
・医師は、血液検査値の評価を行ったことをカルテに記載後、抗がん剤の指示を確定する
・薬剤師は、レジメンの種類、投与量、検査値、前投薬などを把握するチェックリストを作成し
 抗がん剤を調製する際に確認する
と紹介されています。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_186.pdf
(公益社団法人日本医療機能評価機構 医療安全情報NO.186より)

ページの先頭へ