小児(5~11歳)への新型コロナウイルスワクチン接種の実施に伴い、厚労省は筋肉内注射の方法と注意点をまとめた動画をYouTubeに公開しました。
厚労省の通知では、以下のように事務連絡しております。
3歳以上の小児の筋注では、三角筋中央部が標準的な接種部位となりますが、三角筋の筋肉量が明らかに少ない場合は大腿前外側部に接種することも可能です。
筋注の方法として
①接種部位の筋肉をしっかり確認します。
②針を接種部位に対して垂直の角度で針全体を挿入します。
③薬液を注入します。(内筒を引いての逆血確認は必要ありません。)
④接種後は接種部位を揉まずに、ガーゼや綿球で数秒軽く押さえます。
通知の詳細は下記URLをご覧ください。(厚労省HPより)
https://www.mhlw.go.jp/content/000903063.pdf
動画は下記URLからご覧ください。(厚労省YouTubeより)
https://www.youtube.com/watch?v=IrEN3DuN3PY
監修:中野貴司先生(川崎医科大学 小児科学教授)