経口抗ウイルス薬「パキロビッド」は新型コロナ病床確保医療機関等へ配分し、取扱いは限定的に(2月10日)

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部及び医薬・生活衛生局総務課は2月10日、事務連絡「新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(パキロビッド®パック)の医療機関及び薬局への配分について(承認直後の試験運用期間)」を発出しました。

 当該事務連絡では、新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認された経口抗ウイルス薬「ニルマトレルビル・リトナビル」(販売名:パキロビッド®パック)について、現状、安定的な供給が難しいことから、一般流通は行わず、当面の間、厚生労働省が所有した上で、パキロビッドを配分するとしています。

 また、2022年(令和4年)2月27日までは承認直後の試験運用期間として配分を行うとし、新型コロナ病床確保医療機関及び都道府県が選定したパキロビッド対応薬局が配分を受け、取り扱えるとしています(2月28日以降、配分対象となる機関を拡大)。

 当該事務連絡には別紙1「パキロビッドの医療機関及び薬局への配分について」、別紙2「薬局におけるパキロビッドの配分に係る医薬品提供体制の整備について」の他、別添「新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬の医療機関及び薬局への配分について(パキ
ロビッド)」に関する質疑応答集(Q&A)が付されています。

 当該事務連絡はこちら↓↓↓
新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(パキロビッド®パック)の医療機関及び薬局への配分について(承認直後の試験運用期間)

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