厚生労働省健康局健康課予防接種室は、8月3日付の事務連絡「新型コロナワクチンの間違い接種情報No.1及びNo.2について」とともに、医療従事者への注意喚起資材を作成し、都道府県などに周知しました。
注意喚起資材では、使用済み注射器の再使用が2021年6月16日までに23件報告されており、対策として、
・リキャップを絶対に行わない。
・針捨て容器は、接種者の手が届く場所に置く。使用済み注射器は、自らすぐに廃棄する。
・接種者は、接種直前に注射器に薬液が充填されているか必ず目視で確認する。
が紹介されています。
また、ワクチンの再希釈(ファイザー社ワクチンの場合)は2021年6月16日までに13件報告されており、対策として、
・1トレイに、1バイアル分の必要物品を準備し、常にトレイ単位で準備、接種を行う。
・バイアルのキャップを外し、希釈・充填し、トレイに6組セットするまでの、一連の作業を中断しない。
・充填された薬液の外観を観察する。
と紹介されています。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000815703.pdf
(厚労省HPより)