関節機能改善剤「ジョイクル関節注30mg」にブルーレター~医療安全情報~

厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課は6月1日、関節機能改善剤「ジョイクル関節注30mg」について、承認取得から約2ヶ月間で使用患者に重篤なショック、アナフィラキシーを認めた症例が10例あったと発表し、製造販売業者の生化学工業に対し、安全性速報(ブルーレター)を出して医療関係者らに速やかに注意喚起するよう指示しました。

医療関係者に対する注意喚起のポイントとして、
1.本剤の投与に際しては、緊急時に十分な対応のできる準備をした上で行うこと。
2.本剤の投与後少なくとも30分間は、医師の管理下で患者の状態を十分に観察すること。
投与直後に限らず、医療機関から帰宅後に発現している症例も報告されている点に留意すること。
3.患者又は家族等に対して、ショック、アナフィラキシーが発現する可能性があること、
及びその徴候や症状について十分に説明し、異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう指導すること。としています。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000073061_00004.html
(厚労省HPより)

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