コロナ患者へのオルベスコ投与で注意喚起~医療安全情報~

12月23日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、オルベスコ(シクレソニド)に関して注意喚起しました。
オルベスコを投与した群と対症療法群を比較したところ、オルベスコ投与群で肺炎の増悪(ぞうあく)が対症療法群に比べて有意に多いことが判明したこと、オルベスコを投与された患者の死亡事例や重篤な有害事象は認められていないこと等を公表しました。

今後の対応としては、
・新型コロナの軽症者などにオルベスコを投与している場合は今回公表した研究結果も踏まえて
 主治医らが有効性や安全性を評価して投与するか否かを判断するなど必要な見直しを行うこと
・患者自らの判断で投与を中止するのは控えることとし、喘息のコントロールにオルベスコを
 使用する場合などリスクを上回る効果もあると考えられることから、オルベスコの使用を継続
 するか否かは主治医に相談すること、としています。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000710383.pdf
(厚生労働省ホームページより)

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