腎機能低下患者への薬剤の常用量投与で注意喚起~医療安全情報~

12月17日、日本医療機能評価機構は腎機能が低下した患者に対しての投与量を減量する
ことなどが添付文書に記載されている薬剤を常用量で投与し、患者に影響が出た事例に
ついて医療安全情報として注意喚起しました。

2014年1月1日~2018年10月31日までの期間で8件報告されています。

また、事例が発生した医療機関の取り組みとして、下記の項目が紹介されております。
・医師は、処方する前に患者の腎機能を把握し、患者の腎機能に応じた用量で処方する。
・薬剤師は、腎で代謝・排泄される薬剤を調剤する際は、患者の腎機能を確認する。

詳細は下記URLをご参照ください。
https://jcqhc.or.jp/wp-content/uploads/2018/12/anzen_20181217.pdf
(公益財団法人日本医療機能評価機構 医療安全情報No.145より)

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