3月14日、厚労省が「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」を
改訂し、公表しました。
■主な改訂のポイントは
(1)病院における延命治療への対応を想定した内容だけではなく、在宅医療・介護の現場で
活用できるよう、次のような見直しを実施
・「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に名称を変更
・ 医療・ケアチームの対象に介護従事者が含まれることを明確化
(2)心身の状態の変化等に応じて、本人の意思は変化しうるものであり、医療・ケアの方針
や、どのような生き方を望むか等を、日頃から繰り返し話し合うこと。(=ACPの取組)の
重要性を強調
(3)本人が自らの意思を伝えられない状態になる前に、本人の意思を推定する者について
家族等の信頼できる者を前もって定めておくことの重要性を記載
(4)今後、単身世帯が増えることを踏まえ、(3)の信頼できる者の対象を、家族から家族等
(親しい友人等)に拡大
(5)繰り返し話し合った内容をその都度文書にまとめておき、本人、家族等と医療・ケアチーム
で共有することの重要性について記載
詳細は以下のURLをご参照ください。
●「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf
●「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」解説編
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf