12月の 医療事故報告は、34件/医療事故調査・支援センター

医療事故調査・支援センターは1月10日、医療事故調査制度の12月状況を公表した。

12月の医療事故報告受付件数は34件(診療所1件、病院33件)で、診療科別の主な内訳は、脳神経外科7件、外科6件で、累計487件となった。医療機関による院内調査結果報告は22件あり、累計226件となった。

相談件数は175件(累計2328件)で、相談者の内訳は医療機関98件、遺族等55件、その他・不明22件であった。相談内容による集計では214件(複数計上)あり、「医療事故報告の判断」に関する相談65件、「手続き」に関する相談57件、「院内調査」に関する相談43件、「センター調査」に関する相談16件、再発防止に関する相談が2件、その他31件であった。遺族等の求めに応じて相談内容をセンターが医療機関へ伝達したものは2件であった(累計14件)。

センター調査依頼は医療機関から1件あった(累計19件=遺族依頼13件、医療機関依頼6件)。センター調査の進捗状は、院内調査結果報告書の「検証中」17事例、医療機関における院内調査の終了待ち2事例であった。

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