有益な資産運用とは共済利用も呼びかけ 勤務医対象に講習会  PDF

「勤務医に役立つ情報提供」と「保険医協会の事業の特長を知っていただく」ことを目的に、協会は勤務医のための講習会を3月12日にウェブ開催。10人が参加し、上田和茂理事が進行した。
「人生100年時代における資産形成と資産防衛〜いまさら聞けない!金融商品と投資のルール〜」として、阪本佳祐氏(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、トータル・ライフ・コンサルタント)より、現在の金融情勢を踏まえて充実した人生を送るために「投資」「健康寿命の延伸」が必要と解説した。その上で①資産形成の種類と方法として、各金融商品の特徴、メリットとデメリットを知り、自分の考え方に合った商品を選択する②資産運用で抑えるべき三つの大切なルールとして、「長期投資」「資産分散」「時間分散」を抑えればリスクを限りなくゼロにでき、資産の分散保有で安定した成果が期待できるBNISAと変額保険の特徴を踏まえ、ゆとりある老後の生活費用への活用―をアドバイスした。
「勤務医に役立つ保険医協会の共済制度と活動紹介」として曽我部俊介理事より、医師賠償責任保険のサポート力、斡旋融資制度の低い利率と使いやすさを紹介後、グループ保険と保険医年金の特長を詳説。保険診療のサポートや多彩な講習会の開催など、勤務医も活用できる事業を案内した。保険医協会の入会と共済制度の利用を呼びかけた。
また保険医協会は医療機関・患者ともに安心・安全な医療体制となるよう、国や京都府などに充実、改善の要請を続けていること、現行の健康保険証を残す運動や高額療養費の自己負担引き上げ撤回運動にも取り組んでいると説明。国民皆保険制度を守り、地域医療を守る活動への協力をお願いした。

勤務医の日常生活もサポート

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