毎年のことですが、夏の暑さは大変です。特に自転車、徒歩で往診に行ったとき、患家に入るなり大量の汗が噴き出したという経験は、かなりの先生がされていることでしょう。年配の患者さんはクーラーがいやで、弱冷房か扇風機ということがあります。余談ですが、「先生は暑がりですね」と言って親切にも、うちわを貸してくれた患者さんがいました。エー? どうも身体の温度センサーが違うようです。暑さと湿度に気づきにくく、それで室内での熱中症になるのかもしれません。
さて、この発汗ですが、頭や顔なら拭けますが、胸元は汗でベチャッとし、暑苦しく不快です。この胸元が何とかならないかと考えてみました。一度するとわかりますが、氷を抱くと全身がスーッとします。ここで私がしているアイデアを披露します。
①裁縫が必要ですが、タオルで首からぶらさげる袋を作り、中に凍った保冷剤を入れます。タオルですので汗は拭けますし、胸元はとても涼しいです。心臓までは冷えませんので大丈夫です。袋のかわりに、小さい洗濯ネット(百円均一にあります)に保冷剤を入れて胸元に放り込んでもいいです。服の上から好きなところにもっていけます。
②薬局でマイナス20度から30度という冷却スプレーを売っています。これをかけると気持ちいいです。
③スポーツ用品店に、水に濡らして振るとどんどん冷えるという不思議なタオルがあります。気化熱を利用しているようです。これを首に巻いたり、胸元に入れると冷っとして生き返ります。温くなるとまた濡らして再使用です。
まあ、試してみて下さい。私はこれで祇園祭の山鉾町の会所を、前祭・後祭とも日中1日で全部まわり、御朱印をいただくことができました。なお志納金は無料から300円程度、お気持ちでお願いしますのところもありました。人気の山鉾は長蛇の列です。百円玉の大量準備が必要です。
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