インフルエンザの予防投薬について
Q、①同居家族がインフルエンザに罹患したとして、タミフルの予防投薬を求められた。効能・効果には「予防に用いる場合」が記載されているが、保険請求してよいか。
②新薬のゾフルーザは予防投薬できるか。
A、①インフルエンザの予防目的でタミフルを投薬した場合は、保険請求できず、自費診療の扱いとなります。
薬機法上認められている予防投薬の対象者は、インフルエンザ感染症を発症している患者の同居家族または共同生活者であって、65歳以上の高齢者、慢性心疾患患者、糖尿病等代謝性疾患患者、腎機能障害患者に限られます。
②ゾフルーザの予防投薬は認められていません。
インフルエンザの予防投与ができる薬剤は、タミフル、リレンザ、イナビルのみです。