アコファイドについて
Q、機能性ディスペプシアの患者に対して、アコファイド錠100㎎(アコチアミド)を投薬したが、減点されました。すでに治癒していた胃潰瘍の病名が残っていたのが問題なのでしょうか。
A、アコファイドの効能・効果は「機能性ディスペプシアにおける食後膨満感、上腹部膨満感、早期満腹感」ですが、「上部消化管内視鏡検査等により、胃がん等の悪性疾患を含む器質的疾患を除外すること」とされています。そのため、胃がん・胃潰瘍等の器質的疾患が併存している場合は、認められません。治癒病名の転帰もれにも、ご注意下さい。