申に縁の京都各地をご紹介!
猿田彦神社(京都市右京区)
祭神、猿田彦大神。平安期、最澄が座禅のために霊窟を求めて探して歩いていたところ、猿田彦神が現れてこの地を示ししため、座禅石の傍らに猿田彦神を祀ったことを創祀の始めと伝える。中風・神経痛・腰痛などの病気封じの信仰がある。京洛三庚申の一社に数えられている。
猿ヶ辻(京都御所)
京都御所の東北角は鬼門に当たることから、角を欠いて造られた築地塀があり、その屋根の軒下には、日吉山王社の神の使いである神猿が祀られている。烏帽子をかぶり、御幣をかついだ木彫りのお猿さん。日吉山王社の神のお使いである神猿だが、夜になると抜け出していたずらをするので、抜け出せないように金網の中に入れられているのだそうだ。
他にも、八坂庚申堂(京都市東山区)・日吉神社(京都市左京区)・猿丸神社(宇治田原町)があります。