在宅と届出医療の説明会開く  PDF

在宅と届出医療の説明会開く

2010年版書籍のご活用を

 保険医協会は、在宅医療と届出医療のポイントを解説する説明会を、10月14日・21日・30日に京都市、16日に宮津市、17日に舞鶴市で開催。参加者はのべ240人に上った。17日と30日の在宅医療説明会終了後には個別相談会も実施し、保険請求に係る質問等に個別に対応した。

医療機関の立場で独自に編集

 在宅医療点数説明会では、在宅医療を行うにあたって、最低限知っておきたいポイントを中心に説明した。テキストの『在宅医療点数の手引』(以下「在宅手引」)は、診療報酬改定年の秋に発行している(10年度は10月6日発行)。「在宅手引」は、在宅医療点数の基礎から応用まで詳しく解説しているだけでなく、Q&Aや80例近いレセプト請求事例を掲載し、より具体的に解説している点が大きな特長になっている。在宅医療を行う医療機関に必携の書と言える。

 届出医療説明会では、施設基準適時調査での指摘事項を中心に、届出医療の運用にあたり必ず押さえておきたいポイントを解説した。テキストに使用した『届出医療の活用と留意点』(以下「届出留意点」)も、診療報酬改定ごとに改訂されている(10年度は8月25日発行)。現在、病院のみならず診療所が算定する点数も「届出」を必要とするものが増えている。「届出留意点」では届出医療(点数)の届出時、日常管理に必要な項目をチェックリストにして掲載。各医療機関での運用に役立つ1冊となっている。

 両書とも、全国の保険医協会・医会が協力し、医療機関の立場で独自編集している。大いにご活用いただきたい。

保険医協会新事務所の会議室で開いた届出医療の説明会
保険医協会新事務所の会議室で開いた届出医療の説明会

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