協会は10月、京都市内・北部・南部で計4回、在宅医療点数の説明会を開催し、総勢143人が参加した。10月に2016年改定版を発行した『在宅医療点数の手引』をテキストに、理事・事務局が講師を務めた。訪問診療料や在宅時医学総合管理料等の在宅患者診療・指導料については改定点や注意点を主に解説。自己注射や寝たきり患者処置等の在宅療養指導管理料と材料加算、要介護者の医療保険と介護保険の給付調整、施設入居(所)者の医療については、基本的な算定要件や必要なレセプト記載等を解説した。レセプト事例についても適宜ピックアップして解説した。
在宅医療点数は、項目もふえ、改定のたびに算定要件も複雑化し、点数表を一見しただけでは、にわかに理解し難くなっている現実がある。不明な点があればお電話等でお気軽にお尋ね下さい。これから在宅医療を始める医療機関等を対象に保険講習会Cとして初歩的な内容の講習会も3カ月に1回開催している(次回は2月)ので、こちらも是非ご利用いただきたい。