協会は、4月17日に陶芸教室を開催。参加者は25人となった。今回は、粘土の塊を手や指でのばして作る「手びねり」の手法を用いて、オリジナルのお茶碗や湯飲みなどに挑戦。陶芸後は、目の前に広がる「行の庭」を眺めながら、イタリアンで昼食とした。以下、参加記を掲載する。
「手びねり」に悪戦苦闘もできあがりを楽しみに
井本雅美(右京)
4月17日、日曜日、「陶芸教室」に参加しました。
陶芸には以前から興味はあったものの、制作するのは全く初めて。何の知識もないままエクシブ京都八瀬離宮の中にある陶芸「和楽」に向かいました。
エプロンを付けて粘土の塊が置いてある机の前に座り「手びねり」という手法の説明を聞き、さっそく取り掛かりました。だいたいの形と大きさを思い浮かべながらまず器の底を作り、その上にひも状にした粘土を積み上げていきます。作りながら「これ、小学校の図工の時間に同じようなことをしたかも…」などと考えながら黙々と。参加者の皆さんが次々と形を作っていかれる中、なかなか思うような形にならず焦りましたが、どうにかお湯飲みのような形の物ができました。「釉薬の色を決めてください」と言われ、あれこれ悩んで紺色を選択し、後はお任せ…ということで慌しく終了となりました。
約2カ月後に焼きあがった作品が送られてくるそうです。仕上がりはどんな色になるのかな? 実際はどんな大きさに? とても楽しみです。
制作の後はイタリアンレストランでブッフェランチ。その頃には午前中の雨もすっかり上り、新緑がとても美しいピカピカのお天気になっていました。
みなさん、どうもありがとうございました。