医療事故報告件数7月は32件  PDF

日本医療安全調査機構は医療事故調査制度の7月状況を8月9日に公表した。
7月の医療事故報告受付件数は32件(診療所1件、病院31件)で、診療科別の主な内訳は、外科7件、内科4件であった。累計件数は317件(診療所24件、病院293件)となった。また、院内調査結果報告は20件行われ、累計112件となった。
相談件数は139件(累計1520件)で、相談者の内訳は医療機関が72件、遺族等が58件、その他・不明が9件であった。また、相談内容による集計では170件(複数計上)であり、「医療事故報告の判断」に関する相談が61件、「手続き」に関する相談が32件、「院内調査」に関する相談が50件、「センター調査」に関する相談が5件、その他22件であった。なお、「医療事故報告の判断」に関する相談のうち40件は遺族等からの相談で、23件は制度開始前の事例や生存事例に関する相談であった。遺族等からの求めに応じて、センターが相談内容等を医療機関へ伝達は3件であった。
7月はセンター調査依頼が5件(遺族3件、医療機関2件)で、累計9件(遺族6件、医療機関3件)となった。6

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