医療事故報告件数5月の結果
開始から月平均30件で推移
日本医療安全調査機構は医療事故調査制度の5月状況を6月10日に公表した。
5月の医療事故報告受付件数は30件(診療所3件、病院27件)で、診療科別の主な内訳は、外科7件、内科・消化器科・循環器内科各3件であった。累計件数は251件(診療所23件、病院228件)となった。
なお、11月に報告のあった母体とその胎児の死亡について、児が未娩出であったことから、1事例として集計し直したため27件を26件に修正した。
相談件数は109件(累計1250件)で、内容による集計では127件(複数計上)であった。その内訳は、「医療事故報告の判断」に関する相談が25件(19・7%)、「手続き」に関する相談が39件(30・7%)、「院内調査」に関する相談が25件(19・7%)、「センター調査」に関する相談が5件(3・9%)、その他33件(26・0%)であった。
院内調査結果報告が13件行われ、累計78件となった。
5月はセンター調査依頼がなかった(累計は2件のまま)。