12月の医療事故報告件数は36件  PDF

 12月の医療事故報告件数は36件

月ごとに報告が増加傾向

 日本医療安全調査機構は1月8日、医療事故調査制度による12月の事故報告件数は、先月比10件増の36件(診療所4件、病院32件)と発表した。累計は81件となった。12月の院内調査結果報告は6件、11月の1件と合わせ累計7件となる。なお、センター調査の依頼はないとのこと。

 診療科別では内科・外科各6件、心臓血管外科・精神科各4件、循環器内科・整形外科各3件など。

 地域別では関東信越13件、近畿8件、東海北陸5件、九州4件、北海道・東北・中国四国各2件。

 この3カ月間の累計を診療科別に見ると、外科14件、内科13件、産婦人科8件、精神科・脳神経外科各6件など。

 地域別では、関東信越33件、近畿17件、東海北陸10件、九州9件、北海道5件、中国四国4件、東北3件。

 同機構に寄せられた12月の相談件数は187件で、その内訳(重複あり)は「医療事故報告の判断」が45件、「医療事故報告の手続き」が67件、「院内調査」が46件など。

ページの先頭へ