第31回 保団連医療研究フォーラム
「保険で良い医療」を実現する医療実践について考える
「開業医医療の復権」をめざして
と き 2016年10月9日(日)〜10日(月・祝)
ところ 国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)
主 催 全国保険医団体連合会 主 務 京都府保険医協会・京都府歯科保険医協会
分科会・ポスターセッション
演題を募集します!!
締 切 2016年3月31日(保団連必着)
※今年は締め切りが早くなっておりますのでご注意下さい。
■各分科会10演題
◇第1分科会 認知症分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第2分科会 癌を含めた終末期分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第3分科会 難病(障害、リハビリを含む)分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第4分科会 高齢者分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第5分科会 子どもの医療と健康問題分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第6分科会 メンタルヘルス分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第7分科会 「生活習慣病」分科会(在宅・日常診療・医科歯科連携)
◇第8分科会 貧困・労働・生活・環境問題がベースにある医療と健康の問題分科会
◇第9分科会 口腔の健康問題分科会(「保険で良い歯科医療」、「日常診療の工夫」の取り組み含む)
◇第10分科会 医療技術、医学・医療運動史、医療制度問題・医療運動分科会
■ポスターセッション 15演題予定 質疑5分
◆演題発表作成にあたっての留意点
(1)今回は、「患者像」に着目した分科会分類になっており、第1〜8分科会のいずれにおいても「在宅・日常診療・医科歯科連携」からの演題応募ができるようになっています。
(2)中小病院勤務医、開業医(医科)の先生方へ
今回の医療研究フォーラムの目的の一つは、日本の開業医医療の水準の高さと効率性の良さについて、実践報告の中で明らかにすることにあります。
そのため、応募される方のうち、特に中小病院勤務医、開業医(医科)の方については、下記の(1)〜(4)の留意点を踏まえて発表をまとめていただければと思います。
(1)2020年度から専門医認定が始まる「総合診療専門医」に対し求められている6つの能力(下記(1)〜(6))について、分析視点に組み込んで報告を作成して下さい。(6項目の全てでなくてかまいません。)
(1)人間中心の医療・ケア
患者のことを全人的に理解した上で、コミュニケーションを重視した診療・ケアを提供するという点からの評価
(2)包括的統合アプローチ
疾患のごく初期の段階で適切な臨床推論に基づく診断・治療を行うほか、健康増進や予防医療まで念頭において対応するという点からの評価
(3)連携重視のマネジメント
地域で多職種との良好な連携体制の中での適切なリーダーシップを発揮し、医療機関同士または医療・介護サービス間での切れ目ない連携を行うという点からの評価
(4)地域志向アプローチ
医療機関を受診していない全住民を対象にした保健・介護・福祉事業への積極的な参加などを通じて、地域全体の健康向上に寄与するという点からの評価
(5)公益に資する職業規範
専門性を自覚しながら日々の診療にあたると同時に、自己研鑽を行い、教育や学術活動に積極的に携わるという点からの評価
(6)診療の場の多様性
外来・救急・病棟・在宅など多様な場での柔軟な対応という点からの評価
(2)「開業医だからできる医療」「開業医ならではのアプローチ」という点からの評価を盛り込んで下さい。
(3)同じような病態の患者さんに対する勤務医時代と開業後の意識の違い、取り組み方の変化などについても考察して下さい。
(4)患者さんに必要な医療を提供する上で、保険制度や診療報酬の中身が障害になったようなケースについても積極的に取り上げて下さい。