1.現段階での5類移行が医学的に適切なのか、京都府の「専門家会議」において、府としての検討を行うこと。また国に対しても再度の検討を行うよう要望していただきたい
2.京都府の第二種指定感染症医療機関を公的・公立病院を中心に「倍増」し、新興感染症感染拡大時には医療提供体制の拠点として、新たな協定締結医療機関と連携し、役割を果たしていただきたい。それにあたり国に対し、配置基準・設置基準についても必要な見直しを求めていただきたい
3.国に対し、より多くの医療者が、新型コロナウイルス感染症の入院・外来診療に取り組めるよう、各医療機関への診療報酬特例や補助金を継続するよう要望していただきたい
4.京都府として、府民の外来診療へのアクセス保障の一環として「公的発熱外来」を設置し、医療機関からの出務を募り、個々の医療機関のリスクを低減しながら集団的に新型コロナウイルス感染症に対応できるようにしていだきたい
5.京都府として、高齢者・障害のある人の施設における「留め置き死」事例、並びに自宅療養中の死亡事例について、なぜ医療にかかれずに亡くなる人を発生させてしまったのか、京都府入院医療コントロールセンターの「入院調整」内容の妥当性を含め、すべて検証し、今後の医療アクセス保障に向けた対策を至急講じること
6.5類移行後も、京都府による「入院先調整機能」は一定継続し、入院調整が困難なケースにおける入院医療へのアクセス保障機能を果たすこと
2023年3月24日
表 京都府議会の府民環境・厚生常任委員会に府当局が
提出した資料[2023年3月7日](光永敦彦議員の資料要求に対するもの)
死亡者の状況(人)
第8波 2022.10.13 2023.2.28
死亡者数 553
うち自宅での死亡 23
うち高齢者入所施設での死亡 86
第7波 2022.6.15 2022.10.12
死亡者数 370
うち自宅での死亡 17
うち高齢者入所施設での死亡 83
第6波 2021.12.21 2022.6.14
死亡者数 437
うち自宅での死亡 17
うち高齢者入所施設での死亡 52