原爆投下直後の「黒い雨」の被害について、昨年7月の広島高裁判決は雨に遭ったことのみを認定要件とし、疾病を発症していなくても被爆者であると認めました。国は上告を断念、菅首相(当時)は同様の事情にある被害者は救済するとの談話を発表しましたが、出てきた新たな指針案は疾病を条件とし、さらに長崎への原爆投下時に郊外にいた「被爆体験者」は対象外とされています。
講演会では、長崎の「黒い雨」被害の実相について、原爆投下時に米軍が撮影したきのこ雲の映像や残留放射線のデータなどを基に長崎原爆の被害の解明を試みている大矢氏と、長崎被爆地域拡大協議会事務局長の山本氏に、それぞれお話を伺います。
日 時 6月5日(日) 午後3時~5時
講 師
大矢 正人 氏(長崎総合科学大学名誉教授)
山本 誠一 氏(長崎被爆地域拡大協議会事務局長)
主 催 近畿反核医師懇談会
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