協会は8月31日、「コロナ禍での個別指導と適時調査(自己点検)の現状」をテーマに「医療政策セミナー」を会員病院向けにウェブ配信により開催した。参加接続数は57端末(最終申込受付は147人)であった。
「医療政策セミナー」は会員病院の幹部職員向けに不定期で開催している。今回は協会事務局が①「コロナ禍での個別指導の現状と最近の動向について」②「適時調査と施設基準『自己点検』」と題して解説。
①では、指導の根拠や種類、選定基準を提示したうえで、コロナ禍での実施状況を紹介した。また近年の個別指導事例を取り上げ、具体的な指摘項目を解説した。
②では、施設基準の届出に関連し実施されていた適時調査に触れるとともに、コロナ禍で当該調査に代わって実施される施設基準「自己点検」の内容を紹介したうえで、点検の具体的手順や注意点について解説した。
参加者対象のアンケート(回答は28人)では、セミナーについて約7割が「よかった」と回答。開催時間は全員がちょうどよかったと回答した。
次回の「医療政策セミナー」は10月27日(水)午後2時30分から、「外来機能報告制度とその狙いを斬る!」をテーマに開催予定である(協会ホームページ等で案内)。
ウェブ配信の開催であり、気軽にご参加いただきたい。