代議員月例アンケート119 参議院選挙で望むこと  PDF

実施期間:2019年5月末~6月15日
対象者:代議員87人、回収数36人(回収率:41%)

戦争に向かう流れに強い危機意識

 7月21日に予定されている参議院議員選挙に向けて望むことをきいた。ただし、選択肢は協会としての主張や要望にそったものであり、それを踏まえて回答いただいた。
 いま、政治に求めることは何かを複数回答できいたところ、「戦争に向かうあらゆる流れを止めること」がトップで50%、次に「新自由主義からの転換」「政治の閉塞状況の打破」が47%、「国民の不信払しょく」36%と続いた(図1)。
 「その他」意見では、「高齢者に対する雇用対策」「保守与党に対抗し政策で争える強力な保守野党の形成」「国民のための原点に戻った政策づくりを与野党協同で行うこと」「子育てしやすい国に」「憲法守る政治」「憲法改定についての是か非かの議論を進める」「期待するものはない」との意見があった。一方で「自主憲法をつくり、国軍をつくり、自主独立の国家をつくること」をあげた方もいた。

診療報酬引上げ、患者負担増中止など求める

 今参議院選挙で政党・候補者に求める政策は何かについて、選択肢から三つを選択。「診療報酬の大幅引上げ」がトップで42%、次に「患者負担増計画の中止」が39%、3位が「原発撤退と再生可能エネへの転換」31%となった。さらに「医師の長時間労働の解消」「開業規制を行わないこと」「憲法9条の改定の阻止」が25%で並び、「核兵器禁止条約の批准」が22%「国保の国庫負担率引上等の改善」19%と続いた(図2)。
 「その他」意見では、「厚労省の社畜たる我々は政治に夢も希望も持ってはいけない」との諦観意見がみられたほか、「教育基本法を広めること」「エネルギーの自主独立、国防強化」などの意見があった。

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