文化企画 弦楽四重奏でサロンコンサート  PDF

 協会は、サロンコンサート「弦楽四重奏で名曲を楽しむ」を2月24日に開催。参加者39人となった。以下に参加記を掲載する。

間近で奏でられる弦楽器を堪能
松下 宜雄(伏見)

 2月24日のお昼に「サロンコンサート~弦楽四重奏で名曲を楽しむ」が開催されました。案内をいただいた時点では、先着20人に入れるかなと思いながらの申し込みでしたが、運よく当選(?)でした。想像通りの人気で20人では収まらず、倍の参加者を受け付けていただいての、めでたく当選となりました。
 今回で11回目の演奏会はホテルモントレ京都2階のエスカーレでの開催でした。この人数にぴったりの素敵な部屋は、天井の大きな部分がガラス張りで好天にも恵まれ明るい日差しが降り注ぐという抜群の環境でのコンサートとなりました。
 バイオリン杉江洋子氏、野田明斗子氏、ビオラ金本洋子氏、チェロ山岸考教氏の皆さんの演奏、金本氏の司会でスタートしました。今回は映画音楽がテーマとなり、プログラムは①モーツァルト「ディヴェルティメント へ長調 kv.138」②ハイドン「弦楽四重奏曲ひばりより第3楽章」③ジャズメドレー「A列車で行こう~シング・シング・シング~イン・ザ・ムード」④ビバルディ「バイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』より『春』」⑤A・ドボルザーク「弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』より第4楽章」⑥アンコールは「白雪姫より いつか王子様が」と進み、曲の合間には金本氏より曲ならびに演奏者の紹介がありました。
 それぞれの演奏者の今日に至るまでを語る時間も設けられ、非常に親近感の湧く会となりました。間近で聞くバイオリン、チェロ、ビオラの輪郭のはっきりした音は、期待以上で感激しました。演奏後はそれぞれ演奏者も各テーブルに着かれ、皆で和気あいあいと食事、会話を楽しみました。
 久しぶりの室内楽をとても楽しみに参加しましたが、午後のひととき素晴らしい演奏と雰囲気を味わうことができました。今回はフリードリンクにて少々アルコールが過ぎたきらいもありましたが、楽しい時間を過ごすことができ、主催者に感謝しております。

日差しが降り注ぐ中で楽しめた演奏

カルテットの魅力溢れた「ジャズを楽しむ会」

 協会は、「ジャズを楽しむ会」を3月2日に開催。参加者は30人となった。以下に参加記を掲載する。

贅沢なジャズの時間に至福
古木 勝也(福知山)

 今年も3月2日、ルクラブ・ジャズで、保険医協会主催の「ジャズを楽しむ会」が催されました。今回で13回目となり、回を重ねるたびにジャズ愛好家、音楽愛好家の会員やご家族などが多数参加され、会自体もすっかり定着し、その歴史の重みも感じました。
 私自身、この会のことは以前より存じ上げておりましたが、昨年末の保険医協会と福知山医師会との地区懇談会の時に協会事務局からお声をかけていただき、今回初めて参加させていただきました。この会の運営に当初から携われていらっしゃる、当時副理事長の職にあられた増田道彦先生や、毎回この会に参加され、ご自身もギタープレイヤーでいらっしゃる田野邊裕二先生と今回はご一緒させていただき、個人的にはとても幸せで贅沢な時間を過ごさていただきました。
 第1部は京都、関西を中心に活躍をされているプロのミュージシャンの方々の演奏…テナーサックス篠崎雅史氏、ピアノ角田浩氏、ウッドベース衛藤修治氏のトリオに、ゲストとして関西ジャズ界の重鎮、ジャズギタリストの寺井豊氏も参加くださり、豪華なスペシャルカルテットの魅力溢れる意思のある音、そして円熟さを体感するスイングサウンドを聞くことができました。第2部は恒例になっている田野邊先生のユニットの演奏からスタートし、会も非常に和やかににぎやかになりました。田野邊先生の同級生を中心としたユニットの演奏のあとには再びプロのミュージシャンも交ざってのジャムセッションが繰り広げられ、あっという間に終演時間となりました。初参加の私も第2部の後半の田野邊先生のバンドとのセッション、プロのミュージシャンとのセッションにも参加させていただき、いろんな方々との素敵なご縁を得ることができました。この「ジャズを楽しむ会」の開催にあらためて感謝を申し上げますとともに、この会が今後益々発展されますことを祈念いたしております。

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