協会は、毎回人気の日本酒講座を松井酒造にて4月21日に開催。参加者は23人となった。以下、参加記を掲載する。
お酒造りの思い熱く
清水 城司(伏見)
当日は30度、快晴、でも酒蔵は少し冷んやり、まさに酒蔵見学日和。
川端から東一条を東へ曲がるも酒蔵らしきものが見えず、少し行くと大きなビルの上に「松井酒造鴨川蔵」の文字を発見。ビルの1階はまさしく酒蔵の趣き満載。入口を入ると「純大吟・神蔵」などのお酒、国内外の各大会での優勝賞状、そして正面に金閣、銀閣寺をはじめ各寺社御用達の看板が目に留まります。当日は私のつれあいを含め若く、美しい女性5~6人とあとは酒好きのおっさん、いや先生方13人が酒蔵へ。
まず杜氏でもある若き当主、松井氏が種々のお酒にまつわる話を、ユーモアを混ぜ、わかりやすくお話され、またいろいろな質問にも丁寧にお答えになる姿勢から、お酒造りへの思い、こだわり、そしてこれからも挑戦し続ける情熱が伝わってきます。発酵中のえもいわれぬ良い香りを味わい、低温発酵、低温熟成の話をお伺いしました。でもその頃私は試飲のほうが気になり、お話は上の空だったことを白状します。
試飲は「無濾過・生原酒・大吟醸神蔵」「同・辛口純米・神蔵」「原酒・しぼりたて」「にごり酒」2種の計5本が呑み放題と、伏見の「中畝酒店」のご主人準備のあて3種とともに、松井氏の各お酒のお話を聞きながら各自いい具合に出来上がっておられたかと。
当主には、当日も午前中に3組の外人見学者がありと毎日御多忙にされているにも拘らず、丁寧にご案内下さり、また当主をサポートされている、若くお美しい(これは真です)奥様のご親切な対応にも松井酒造の酒造りの姿勢が表れているかと思います。日本酒にご興味のある方はぜひ一度ご見学されては。3人余り集まればご予約できるようです。感謝。