米国を除く11カ国によるTPP11の承認案が5月18日、与党などの賛成多数で衆院を通過した。承認案は規定により参院送付後30日で自然成立するため、6月20日までの今国会での承認が確実になった。「問題の多いTPPの発効を強引に進めようとしている」として、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の5野党は茂木敏充経済再生担当相の不信任決議案を衆院に提出。協定の批准に反対してきたTPP反対京都ネットはこの日、四条烏丸で抗議の街頭宣伝を行い、力ずくで押し通した政府を批判した。
本紙にはTPP11の何が問題かをまとめたリーフレット「いいことひとつもなし! TPP11」を同封したので、ぜひ参照いただきたい。リーフはTPPテキスト分析チームが作成したもので、協定が誰のためのもので、何のためのものなのか、協定文からわかった事実を解説。下記ウェブサイトからもダウンロードできる。(http://www.parc-jp.org/teigen/2018/tpp11/A6_8P_A3.pdf)
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