2016年度 決算報告  PDF

 11月22日に金融共済委員会・保険医年金分科会を開催した。毎年11月に開催し、幹事会社である三井生命から保険医年金の決算報告を受けている。16年度の決算報告の概要は以下の通り。
 全国の加入状況は、掛金収入額で対前年比104%。月払が対前年比101・1%、一時払で対前年比114・2%。一時払で昨年と同じく大幅な増加がみられた。近年の加入人数・口数は、月払が減少、一時払が増加の傾向だ。京都でも全国と同じ傾向がみられ月払が対前年比98・2%、一時払で対前年比105・8%であった。
 なお、加入者の積立金は、毎年決算時に責任準備金として積み立てられており、今年度も約1兆2372億円(対前年比101・8%)を確保している。
 京都は保険医年金の発足協会であるため、加入者一人当たりの平均積立金額も高い。また、京都の一人当たりの加入口数平均は月払10口、一時払19口、全国的にも高い。この水準を維持するべく、とりわけ40~50歳代を中心とした会員に保険医年金を積極的にPRし、加入者拡大に取り組んでいる。
 保険医年金は理事者が会員のために作り上げてきた制度で、安定性・安全性・自在性に富んだ制度だ。現在の予定利率は1・259%と、他の資金運用商品に比べても高水準を維持し、16年度実績は配当を含め1・361%となった。来春の普及は、18年4月1日より開始する。ぜひ多くの会員の利用をお願いしたい。

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