協会は、2月18日にワイン講座を開催。山本博医師を講師に迎え、各ワインの解説と試飲を楽しんだ。参加者は33人。以下、参加記を掲載する。

五感を総動員して満喫
田代　博（右京）

協会のワイン講座に初めて参加しました。会場はホテルモントレ京都の「アークハート」です。
今回のテーマは、ダブルマグナムでした。普通のワインボトル（ブテイユ）は容量750mlですが、2倍の1500mlがマグナム、そして4倍の3000mlがダブルマグナムです。ワインの重さが約3㎏、ボトルも約3㎏で計6㎏の重さです。ソムリエの方も重すぎてこぼしたりグラスを倒したりしないよう気を使っておられました。
協会総会懇親会でもおなじみの山本博氏の解説により、まずはシャンパンです。
銘柄はローランペリエ。シャルドネ種を多く使い、他社に先駆けてステンレスタンクでの醸造を始めた名門です。
色は輝きのあるイエローゴールド。細かい泡立ちがきれいです。目で色を、耳で泡の音を、鼻で香りを、舌で味を、唇でグラスの触感を、そしてのどごしを楽しむ。五感を総動員してこそ、ワインの良さを満喫できるのでしょう。
白ワインはブルゴーニュのエティエンヌ・ソゼです。名門を引き継いで質の高いワイン造りを続けているシャルドネ100％のワインです。ダブルマグナムは2006年産、ブテイユは2014年産でした。
赤ワインはボルドーのシャトー・モン・ペラ。メルロー種中心のワインです。近年一躍有名になったシャトーです。ダブルマグナムは2011年産、ブテイユは2013年産でした。
なお、ダブルマグナムのお値段はブテイユの8倍だそうです。
各ワインを試飲の後、ホテルのフルコースに舌鼓を打ちながら、もう一度、各ワインを楽しみました。
総勢33人で、1万1250ml、1人当たり340mlもあったので、一部飲み切れず残念でした。私たちのように初めて参加した者も、何回も参加されている方々ともども、十分に楽しむことができました。謝々。