協会は8月17日、京都府における新型コロナウイルス感染症対策において重責を担う糸井利幸・保健医療対策監と面談し、「〈第4次提言〉新型コロナウイルス感染症から京都府民の生命と健康を守るために」を手渡した。糸井氏は行政職の医師として感染症と向き合い、日夜奮闘されている。
協会からは吉中丈志理事、京都府からは糸井氏とともに、丸毛信樹医療課長、真下信男参事が同席した。
吉中理事から第4次提言の概要を説明。特に①秋のインフルエンザとの同時流行も見据えた公的発熱外来設置の必要②積極的なPCR検査体制の拡充③新型コロナウイルス感染症を受け入れる医療機関同士のネットワークを構築し、検査や治療内容等意見交換・情報交換を可能とする④感染した人たちへの差別解消のためのアピール等、リスクコミュニケーションの強化―を訴えた。
糸井氏は、救急救命のグループの院長会議をwebで行っている経験を踏まえて、協会の提言に対して真摯に耳を傾け、その実現に向けた課題を意見交換することができた。短時間の懇談ではあったが、貴重な機会となった。
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