文化企画 サロンコンサートで癒しのひととき  PDF

 協会は12回目となるサロンコンサートを京都市内のホテルで2月16日に開催。参加者は11人となった。「弦楽四重奏で名曲を楽しむ」をテーマに、プロの演奏を鑑賞。その後は演奏者も交えてランチを楽しんだ。以下、参加記を掲載する。

素敵な音楽と楽しいお話と
山内 英子(西京)

 2月16日のお昼に開かれたサロンコンサートに参加しました。今年で12回目の開催。弦楽四重奏の形になってからは11回目ということでした。私は初回からほぼ欠かさず参加しているかも? 毎年楽しみにさせていただいております。
 今年は昨年よりは参加者は少なかったのですが、会場は昨年と同じくホテルモントレの明るく素敵な部屋でした。
 ヴァイオリン田村安祐美氏、中野志麻氏、ヴィオラ金本洋子氏、チェロ福富祥子氏とほぼお馴染みのメンバー。今年は厚かましくも自分の好きなブラームスの曲をリクエストさせていただいたので、今回はその曲を軸に、師弟関係というようなテーマで選曲されたということでした。①F・ハイドン:弦楽四重奏曲第67番「ひばり」より第1楽章②W・A・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲KV423より第1楽章③R・シューマン:トロイメライ④J・ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.51―2より第2楽章⑤J・S・バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068よりアリア⑥F・メンデルスゾーン:春の歌⑦ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第1楽章。アンコール曲はボッケリーニのメヌエットでした。世代を繋ぎ、この頃にはこの作家は何をしていたか、ブラームスとシューマンの妻クララとの本当の関係(?)とか…、非常に興味深いお話もお聞きできました。
 演奏後は演奏者とともに美味しいランチをいただきながら楽しいおしゃべり。何とヴィオラの金本さんは大切な左手薬指を軽く捻挫してのご参加でした! 大丈夫です、とおっしゃられていましたが、無理されていなかったかと、少し心配しました。
 また来年もこの場所でお会いしましょうねとお約束してお別れでした。担当事務局様、いつも本当にありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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