不適切会計指摘された団体(ソルド)から説明受ける
協会賛同のイベントも関連
協会は、特定非営利活動法人希少難病患者支援事務局(略称:SORD)の活動に対し、希少難病を多くの人に知ってもらいたいとの主旨に賛同し、2014年3月1日に開催されたチャリティーイベント「R—7000」への賛同金を出資。本紙においても案内告知を掲載した。
しかしその後、14年10月1日付の京都新聞で「難病NPOに不透明会計 京都府などに1千万円返還義務」といった見出しの記事が出された。
SORD担当者からは、助成金の返還問題については、事務局の不備により必要書類が提出できていなかったことなどが原因であり、会計検査院、厚生労働省、京都府による約半年の会計監査を受けて「不正使用または私的流用の事実はない」という監査結果を得ていること。また、「R—7000」で集めた寄付金などの会計処理についても、近畿税理士会左京支部による外部監査の結果、「不適切な会計処理の事実はない」という監査結果となったとの報告を受けた。
今後は、他団体からの協力要請については事務体制の確認など、より注意深く行っていきたい。