「脱原発」を求めて バイバイ原発3・7きょうとを開催
脱原発を一致点に、オール京都を目指して組織されたバイバイ原発きょうと実行委員会が円山野外音楽堂でイベント「バイバイ原発3・7きょうと」を3月7日に開催。参加者は2000人となった。
当日は、福島原発告訴団のひとりで、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの鈴木絹江氏、「福井から原発を止める裁判の会」原告団事務局長の松田正氏がスピーチ。続いて京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が「福島第一原子力発電所事故から被害者と加害者が学んだ教訓」と題した講演を行い、甚大なる被害をもたらした福島第一原発事故をもってしても、原発推進政策が転換されないことに憤りを覚えると述べ、原発が持つ構造的な差別性、危険性をともに訴えていきたいとした。
その後、制服向上委員会がライブパフォーマンスを披露。続けて集会決議を採択し、参加者全員で「脱原発」「再稼働反対」を訴え、市役所前までデモ行進を行った。
メイン集会の他にも、円山公園しだれ桜周辺で、個人・団体持ち寄りの関連ブースが開かれた。
同日夜には、関連企画として小出氏の講演会「フクシマのいま 余りに愚かな原子力」を開催。(詳細は次号掲載予定)