病院の車いす整備・清掃ボランティア 損保ジャパン日本興亜が地域社会貢献活動
保険医協会の医師賠償責任保険等を引き受けている損保ジャパン日本興亜の代理店組織AIRオートクラブ京都支部は11月29日、蘇生会総合病院で車いすの整備・清掃ボランティア活動を実施した。プロ代理店組織JSA中核会京都支部との共催。
AIRオートクラブ(全国の損保ジャパン日本興亜の代理店の自動車整備工場を会員として組織された団体)京都支部は、地域社会貢献活動の一環として年1回、医療機関の車いすの整備・清掃のボランティアを実施。今回は損保ジャパンと日本興亜損保の合併後初の開催で、参加者数が過去最多となった。
実施に際しては10年より、協会から会員の病院に車いすと作業場所の提供をお願いしている。
参加者47人は整備と清掃を分担。自動車整備工の整備技術を生かし、車いすを分解してのブレーキ・ネジの調節や、タイヤの隙間に入った汚れを取り除くなど、日頃は手に届きにくい部分も丁寧かつ手際良く作業し、約2時間で終了した。
「車いすと一緒に自らの心も磨く」の合言葉通り、作業後の車いす55台は美しく輝いていた。
病院からは、看護部長の木村克美氏より「車いすは患者さん、病院ともにとても大切なものであり、整備・清掃していただけるのは大変ありがたい」と謝意が述べられた。