京都2014高齢者大学  PDF

京都2014高齢者大学

5月講義は渡邉副理事長 肛門科ドクター「恋するおしり」を語る

 「病気とどうつきあうか」がテーマの京都高齢者大学健康講座の第2講は、協会の渡邉賢治副理事長が講師を担当した。渡邉医院は、西陣で三代続いた肛門科で、その建物は、TV「捜査地図の女」ロケにも使われた風情ある京町家。講義は、そのロケ風景の紹介から入り、内痔核、痔瘻、裂肛(三大肛門疾患)について、それに罹患していた歴史上の人物のお悩み紹介などを織り交ぜながら話した。

 出席者からは、「快便」の秘訣や家族の症状についての質問などが出され、渡邉氏は、便秘を治す四つのポイントや、トイレでの良い姿勢などを解説した。便秘改善のポイントは、(1)便のもとになる食物繊維を摂って便の量を増やす(2)水分を十分に摂って柔らかく形のある便にする(3)便がしたくなったら我慢せずにしっかり出す㈬便秘を治す下剤を正しく飲むことだ—とのこと。

 次回は、6月5日(木)「百歳の心臓・血管の話」で吉中丈志理事が講師を務める。高齢者大学は、中途入学が可能なので患者さんにぜひお勧めいただきたい。問い合わせは、協会事務局まで。

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