私のすすめる写真の楽しみ方

結婚35周年記念！妻とふたりで写真展

　私が写真というものに目覚めたのは小学校5年生の時でした。叔父から写真機を譲ってもらい、これで写真を撮ったのが最初です。もちろんその当時は白黒のフィルムでした。カラー写真なんて当時は想像もできませんでした。

　それから約半世紀カメラ生活が続いています。私の写真の楽しみ方は三つあります。(1)写真を撮る楽しみ(2)写真を作る楽しみ(3)写真を見てもらう楽しみ

　(1)の楽しみは、街並みを歩いていて、よいアングルがないかとつい目が向いてしまいます。素晴らしいシャターチャンスに出会ったときは猟師のように被写体を狙いたくなります。このとき知らず知らずに心臓の鼓動が高鳴っています。そして、カメラも日進月歩進化しています。今までできなかった撮り方、スピード連射が可能です。三脚なしによい写真が撮れるようになりました。

　今はデジタルの時代です。(2)の楽しみがたまりません。今まではラボに写真を依頼するのみでした。ところが、コンピュータを駆使し、画像に手を加えることもでき、自分の好みの写真に仕上げることができます。そして、何より写真のよい点は、人の目で見えない世界が写し出せることです。

　(3)の楽しみですが、今まで旅をし、いろいろな国で写真を撮ってきました。妻も写真が趣味で、今回結婚35周年を記念して二人の写真展を企画しました。旅先で、感動した風景を見ていただく場として、二人の写真展を、開催いたします。皆様にお越しいただければ幸いです。（左京・山本　博）

北京アマン・サマーパレスにて

清朝の時代、西太后の避暑地であった頤和園の東門に隣接するホテル。