保険診療Q&A(271)
ノロウイルス抗原定性の検査について
Q、下痢・嘔吐があり、ノロウイルス感染症疑いの70歳の患者さんが受診に来られました。ノロウイルス抗原定性の検査を行うことができますか。
A、ご質問の患者さんについては検査を行うことができます。なお、ノロウイルス感染症が疑われる場合に、保険診療でノロウイルス抗原定性の検査が認められているのは下記の場合に限られています。
(1)3歳未満の患者(2)65歳以上の患者(3)悪性腫瘍の診断が確定している患者(4)臓器移植後の患者(5)抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、または免疫抑制効果のある薬剤を投与中の患者―。