【震災・原発問題の特集】一人ひとりの思いを結集/バイバイ原発きょうとフォーラム
10月10日、京都アスニーにおいて「バイバイ原発きょうとフォーラム」が開催された。参加者は200人。
同フォーラムは、「オール京都」にふさわしい幅広い発言者をまじえた対話・交流を通じてバイバイ原発の運動の輪を大きく広げること、2012年3月の円山野外音楽堂での「バイバイ原発きょうと」に続く来春のイベント成功につなげることを目的にバイバイ原発きょうと実行委員会準備会が企画した。
発言者には、真宗大谷派宗議会議員で護念寺住職の本多一壽氏、協会理事でもある渡邉医院の渡邉賢治氏、元京都弁護士会会長の出口治男氏、そして南相馬市から綾部市へ避難している井上美和子氏が顔を揃えた。それぞれの発言では、「脱原発」に対する思い、そしてそれに向けて行ってきた活動の紹介、今後に向けた抱負などが語られた。
また、1分リレートークも行われ、15人の参加者が発言。それぞれの思いや活動状況、イベント企画情報などを紹介した。
終了時には、主催者から「この間、多くの人たちが訴え続けている脱原発の運動に対し、原発推進派が盛り返そうと躍起になっている。一進一退のつなひきが続くが、腰をすえて原発をなくすという思いを結集し、大きな力にしなければならない」と挨拶。また、2013年3月9日に行う「バイバイ原発きょうと」の集会に向け、実行委員会への参加を呼びかけた。
脱原発への思いを語る渡邉理事