ホーム » 保険医新聞データ検索» 京都保険医新聞 » 第2830号 2012年8月20日 » 浄瑠璃寺の夏
飯田泰啓(相楽)
京都府最南端の木津川市東南部の当尾(とうの)の里は、古くから奈良仏教の影響を受けた地域で、多くの寺院が建立されました。浄瑠璃寺は、宝池を中央にして、東に薬師仏をまつる三重塔、西に九体阿弥陀仏を安置する本堂からなっています。極楽浄土を現したものといわれています。会津八一の歌に詠まれ、堀辰雄の『浄瑠璃寺の春』でも有名になりました。四季折々に美しい風情に満ちた静かな境内は、いつ訪れても心やすまるお寺です。
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