病院向け経営対策セミナー開く 退職金制度の再構築を解説
京都府保険医協会は9月14日に、病院向け経営対策セミナーを開催した。共催は有限会社アミスおよび損保ジャパン。
テーマは「今こそ着手すべき!病院の退職金制度改革〜成功した改革の実例と傾向〜」と題して退職給付債務対策に関して、医療職員のニーズに合った退職金制度の再構築について解説した。
第1部の講師は退職金制度について豊富なコンサルティング経験のある株式会社ウエイグッド代表取締役・堀内潤氏。
退職給付会計導入から10年が経過し、増加傾向にある退職給付債務対策に関して、退職金制度を再構築するためには、職員のライフプランに沿ったものとなるような制度改革が必要で、職員の意識改革が伴わなければ失敗であるとした。その際に確定拠出年金を活用した成功例を示した。
第2部では、損保ジャパンから確定拠出年金の仕組みについて解説した。
経営対策セミナーのもよう