本の紹介 大事典これでわかる!医療のしくみ
読売新聞(大阪本社発行版)で連載された「医療のことば」が、『大事典 これでわかる!医療のしくみ』として出版された。新書としては異例の548ページもの厚みがあり、139項目+用語集を収載する。一般患者の立場から、知っておくべき知識としてまとめられている。
本紙で「続記者の視点」を連載中の原昌平氏が著者代表として「あとがき」を記している。「日本の医療のしくみが基本的によくできている一方、あまりに多くの問題が存在」し、そのために「医療のしくみと課題、実情を多くの国民が理解する必要があります」。
そういう視点から、本書を使って、あらためて医療の諸問題を総覧してみてはいかがでしょうか。(編集部)