第637回社会保険研究会「カテーテル、ペースメーカー関連のレセプト作成の留意事項」
講 師 京都府国民健康保険診療報酬審査委員会委員
坂口循環器科内科医院院長 坂口佳司 氏
日 時 11月6日(土)午後3時〜5時
場 所 京都府保険医協会 会議室
共 催 京都府保険医協会 フクダ電子京滋販売株式会社
※今回の研究会のみ、保険医専用サイトでの動画配信はありません。
講師のコメント
循環器疾患に対するカテーテル検査、PCI手術、電気生理学的検査、アブレーション手術の診療報酬請求に関しては、多くの場合、「医科点数表の解釈」に定められているところでありますが、実際の現場においては、症例の病状は多種多様で、用いられる手技、医用材料も一定の定めに収まるものではありません。特に、保険者は、既定の「数」の原理により、問題を提議し再審査を要求してくるのが現状です。従って、厳密に定められたとおりに請求に対しての審査を行えば、多くの査定を生まなければならないわけですし、それを考慮して萎縮診療を行えば、人命に直結することにもなりかねません。
以上の問題を踏まえ、適切なレセプトを提出していただくための審査委員としての希望を中心にお話をさせていただきます。