後期高齢者医療 京都府広域連合が保険料引き上げへ
京都府後期高齢者医療広域連合の医療協議会が2月4日に開催され、2010年・11年の保険料率見込みが示された。
保険料は、既に全国ベースで14・5%の伸びが報じられている。厚労省は、第1期である08年・09年の給付見込みに対する剰余金を第2期の保険料上昇の抑制に用いること、それでも不足する場合は、都道府県に設置された財政安定化基金を取り崩すよう指示。広域連合は府と協議した結果、保険料の見込みを次の通りとした。
均等割額4万4410円(△700円)、所得割率8・68%(+0・39%)
1人当たり軽減後保険料額・年額7万969円(+304円)、月額5914円(+25円)
ただし、綾部市等の医療費の地域格差による特例保険料は、徐々に保険料が引き上げられる仕組みとなっており、今回の「抑制措置」をもってしても、綾部市で均等割額が年間で1260円、所得割率は0・7%の引き上げとなる。
以上は、3月の広域連合議会の決議を経て決定する。